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『呉漢』 (上) 宮城谷昌光

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読書期間 11月11日
宮城谷昌光 『呉漢』 (上)

予約してあって、ようやく手元に届く。
面白くて1日というか3時間ほどで読んでしまった。
呉漢…何やら国名みたいだが、人物名である。
呉漢、または呉子顔。
雲台二十八将の序列2位、後漢の光武帝の功臣のひとりである。
雲台二十八将とは、明帝が前代の功臣たちに感じて洛陽南宮の雲台に二十八将の肖像画を描かせたことに由来する。

若い頃の呉漢は土と生きた人である。
寒家に生まれ、一家を支えるために小作として、地主の元に通い、毎日田畑を耕し一家を養った。
寒家に生まれたために、学問を身につけることは出来なかったが、人との出会いを大切にし、耳学問ながら知識を蓄えて行った。
「人の話は『話半分』に聴くのがよい」と言われれば、それを実行し嫌な話も「話半分」に留め、
かつてはずっと俯いて土しか相手にしなかった男が、前向きに生きて行く…
また、呉漢と出会った人々も呉漢自身は気づいていないが、彼が持つ不思議さに惹かれて行く。

上巻では、若き日の呉漢が人と出会うことにより、心の目を開き成長し、劉秀(のちの光武帝)に仕え、劉秀により大将軍に任ぜられるまでを描く。

そう、『湖底の城』では宮城谷昌光の手に掛かると登場人物、特に主人公は「爽やかに」登場するのだが、この呉漢に関しては非常に暗いw
ひたすら暗い、暗すぎるくらい暗いw
だからこそ、いろいろな人と出会うことで、呉漢は一回りも二回りも大きく育ち、そして、劉秀と出会うことで更に一層大きくなる。
読み進めて行くごとに、暗い…暗すぎる…と思っていた若者時代が嘘のように思えるから不思議なものである。
それだから、引き込まれてついつい読み進めてしまって、1日で読み切ってしまったのかもしれない。
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テーマ:歴史小説 - ジャンル:小説・文学

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「レポ」なんつって書いてたらちゃんちゃらおかしいわw
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