『満州裏史 甘粕正彦と岸信介が背負ったもの』 大田尚樹

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読書期間 6月4日~6月7日
太田尚樹 『満州裏史 甘粕正彦と岸信介が背負ったもの』
なかなか読み応えがある一冊だった。

「2キ3スケ」

東条英機
星野直樹
鮎川義介
岸信介
松岡洋右

それぞれの最後の文字から「2キ3スケ」だが、これら軍・在・官の5人の実力者は満州において強い影響力を及ぼした。
そして、ここに「甘粕事件」でアナキストの大杉栄と伊藤野枝を殺害したとされる甘粕正彦が加わる。

特に岸信介は1936年に渡満すると、星野直樹とともに満州経営に辣腕を振るう。
また、この頃関東軍参謀長であった東條英機や、日産コンツェルンの総帥である鮎川義介、里見機関の里見甫、椎名悦三郎、大平正芳、伊東正義、十河信二らの知己を得て、
軍・財・官界に跨る広範な人脈を築き、満州国の5人の大物「2キ3スケ」の1人に数えられた。

そして、満州で辣腕を振るい始めたこの頃から、岸はどこからともなく政治資金を調達するようになったが、
それは甘粕と組み、満州国における阿片取引を独占し、そこから得た資金だとも言われている。
その後、満州から去る際に「政治資金は濾過機を通ったきれいなものを受け取らなければいけない。問題が起こったときは、その濾過機が事件となるのであって、受け取った政治家はきれいな水を飲んでいるのだから関わり合いにならない。政治資金で汚職問題を起こすのは濾過が不十分だからです」という有名な言葉を残している。

岸と甘粕が満州国で夢見たものはなんだったのか。
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ま、いつも通りにテキトーに。

「レポ」とか何さま気取り?みたいなw
そんなカッケーもんじゃない。
「レポ」なんつって書いてたらちゃんちゃらおかしいわw
確かに全世界に垂れ流してはいるが、極めて内向きのオ●ニーブログですw
なので、書いてることは感想はあくまでもアテクシどもの個人的な感想、ゆえにまったく参考にならんと思うので、各自自己責任で、なw
ヲイラは責任取れません。
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「全記事一覧」から記事を見ようとすると、めんどくさいと思うので検索してみてくださいお('A`)
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