『日本会議の正体』 青木理

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読書期間 10月3日~10月6日
青木理 『日本会議の正体』

左巻きクロニクルっすなw
勉強になるわ、何かとw
っても、二番煎じ気味というか、関連本の補完みたいな感じなのが残念だけどね。

何かと話題の「日本会議」。
現在の日本における最大の右翼勢力であり、安倍政権に非常な影響力を及ぼしている。
その原点を辿れば、宗教団体「生長の家」に辿り着く。
紆余曲折を重ね、現在は神社本庁と深い関係にある。
その活動は、基本的に「草の根」運動であり、地道な地方での活動を積み重ねることによって、
我が国の国政にまで影響を与えるまでに成長した。
その主張するところは、「伝統的な日本の価値観の復権」である。
もっと明確に端的に言うならば、「明治憲法の時代に、明治の御代に立ち返れ」ということになる。

ここまで書くと「日本会議」=「右翼」であるw

「保守」であることの難しさ。
今夏の参院選を見ていても思うのだが、戦後、その対極にあった「社会主義」というイデオロギーは限界に達し、
その凋落・後退により、今日の優位性と形骸化を「保守主義」にもたらした。
保守主義の空疎な勝利。
保守とは必ずしも内向きでファナティックではなく、脈々と受け継がれてきた誇るべき伝統の守り手であるべきだ。
変化に対する嫌悪やその反発としての「伝統主義」とは明確に区別されなければならない。
保守とはあくまでも自由という価値を追求するものであり、民主主義を完全に否定する反動や復古主義とは異なるハズである。
追求する自由というものは、「責任」が裏打ちされたモノだ。
いみじくもバーナード・ショーは「自由とは責任を意味する」と言った。
だからといって、
不自由=責任なし
ではない。
責任とは、深く自省し自由を守ることだ。
自由を守ると言っても「制限」することではない。
だからこそ、保守は高度な、自覚的でなければならない近代的思想であると言えるのだ。
保守の形骸化とは、深い自省が出来ずに、歴史の中での連続性を見出し、そして守るべき「伝統」を定義出来ずにいることだ。
「懐古主義」に酔っているだけならば、単なる「反動」である。
「反動」にならないために必要である深い自省をしつつ、守るべき「伝統」を定義することは非常に難しい。

「保守」とは何か?
また、どうあるべきか?
今の「日本会議」にそれはあるか?
「保守」だけの問題なのか、保守への反動としての受け皿としてしか機能していない「左翼」とは何か?
「左翼」はなぜ行き詰ったのか、そしてこの先、何を目指すのか?
右翼・左翼、保守・革新と括るのではなく、そして改憲問題ばかりではなく、戦後レジームの脱却とはどうあるべきか?
果たして「近代的立憲主義」とはなんだろうか?

青木サンのこの本だけではなく、「日本会議」関連のモノ…今のこの国に起こっていることを考えるいい機会になったわ。
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テーマ:安倍内閣 - ジャンル:政治・経済

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ちゃろちゃんねる

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アタマがアレなので難しいことはとにかくニガテ。
ユルくダラダラと生きるのが好き。

ま、いつも通りにテキトーに。

「レポ」とか何さま気取り?みたいなw
そんなカッケーもんじゃない。
「レポ」なんつって書いてたらちゃんちゃらおかしいわw
確かに全世界に垂れ流してはいるが、極めて内向きのオ●ニーブログですw
なので、書いてることは感想はあくまでもアテクシどもの個人的な感想、ゆえにまったく参考にならんと思うので、各自自己責任で、なw
ヲイラは責任取れません。
予定では0:00の更新だよ。

「全記事一覧」から記事を見ようとすると、めんどくさいと思うので検索してみてくださいお('A`)
…てか、検索してまでも見ないわなw

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